ヒーリング
完璧なる人間
古代より哲学者や宗教家によって説かれた「在り方」とは
自己超越した「完璧なる人間」というものが在ります。
それは古今東西、さまざまな哲学者や宗教家によって説かれてきました。
人間は本来「霊的な生物」であり、本来の姿に戻ればみな完璧である、ということです。
「完璧」とはどのような状態なのか、諸説を私なりにまとめてみました。
- *自分が愛に満ちているので、愛されようとする気がない。
- *自分の本音を知っているので、人に分かってもらう必要がない。
- *自分の存在価値を認めているので、人に認めてもらう必要がない。
- *内面が豊かなので、外的な豊かさを求める必要がない。
- *そのままで幸せなので、権力や地位にとらわれていない。
- *恐怖がないので、達成を求めない(結果よりもプロセスを大切にする)。
- *比較がないので、優越感も劣等感もない(誰とでも対等な関係にある)。
- *分離も欠乏もないし、攻撃しない。
- *思考、打算、孤立、義務や責任もない。
- *社会の管理を超越している。
- *ワンネス(一体性)であり、矛盾がない(二元性にいない)。
おそらく、一般的な常識で考えられる「善い人」ではありません。
どちらかというと「変人」ではないでしょうか。
以上の要素を簡単にまとめてみると
- *他人に迎合せず、好きなことをやってるのに、他人を傷つけることがなく慈愛に満ちている。
- *存在自体が愛そのもの(善)であり、ただ普通にしているだけで周囲に愛が溢れてしまう。
- *自分も他人も、同じように大切にできる。
このような状態だと言えるでしょう。
しかし現実には、このような人間は、地上にほとんど存在していません。
多くの人が、欠乏感を抱え、他人よりも優位に立つために競争に明け暮れています。
ほとんどの人がこのような状態なので、これを前提にした道徳やルールが決められています。
基本的ルールが「欠乏感」を基に作られているのですから、
社会に順応して道徳的に立派な人間になればなるほど、本来の姿からどんどん離れてしまいます。
しかもそれは「社会的成功」に近づいているので、ほとんど問題視されません。
しかし、本来の「完璧な自分」に戻った人が増えれば、平和で慈愛に満ちた社会になるのではないでしょうか?
本来の完璧なる「愛の存在」に戻るためには、何をどうしたらいいのでしょう?
それは、「今のありのままの、未熟な自分を愛すること」です。
- *「完璧ではない、現在のありのままの自分」を受け入れて、「これでいいよ」と認める。
- *「理想」と「現実」の差を知り「自分ってこの程度の人間なんだ」とあきらめる。
この一見逆に思える「あきらめ、受け入れる」ことが、「悟り」に繋がり、
結果的に「完璧な自分」と「現実の自分」の差が縮まることになります。
「心が折れそうな人」が、今の日本にたくさんいます。
皆さんとても真面目で、ほとんどが「善い人」や「成功者」になろうと努力している人です。
しかし「理想」と「現実」のギャップを埋めることができず、心がどんどん空虚になり
鬱になったり欲求不満を抱えたりする結果となっています。
「努力する」のではなく「あきらめ、自分の未熟さを許す」ことが、
結果的に「自分を愛する」ことになり、「未熟な他人を許せる」ようになり、
それが霊的成長へと進化してゆくのではないでしょうか。
まず必要な行動は「自己観察」です。
「自己観察」は非常に地味な方法ですが、着実で確実です。
自分だけが自分を救えるのです。自己観察で自分を救ってください。
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