2F 王国の原点
「王国のはじまり物語」
この王国は、趣味人“カシュっち”が
めいっぱい遊べる場所を作りたいと野望を抱き、
とある山にやってきたところから歴史が始まりました。
作りたい場所。それは「日本の伝統文化を体験できる場所」です。
「お茶室」でお薄茶やお濃茶それぞれのお茶会を楽しんだり
「陶芸小屋」で土をこねて器を創ったり、素焼きの皿に絵付けをしたり
「書道小屋」でお習字をして、それを扇子や掛け軸に加工したり
「仕舞小屋」でお能を体験したり、謡いを皆で謡い上げたり
とにかく、日本文化をいろいろ楽しめる空間なのです。
先生方には本気で厳しく指導していただき、「守破離」の「守」を体験します。
そして、 寿司や天ぷら、鍋などの和食を味わったり、または料理を作ったり
スーパー銭湯でのんびり身体を休めたり
様々なヒーリングを体験して心身を解放したり
神社で神様や精霊たちと交流したり、忍者になってみたり
あるいは、滝行や写経・読経などのプチ修行をしたり…
カシュっちの過去の体験の中に、100人以上が集まるお茶会に参加して
「こんなに大規模なのに、ここまできめ細かやかな“おもてなし”ができるなんて!」と
非常に感動したこともまた、作りたいと思う動機となっていました。
世界中の人が「和文化」を体験し、交流できる場所を作りたい!
カシュっちは本気で考えていました。
しかし、具体的な形は「和文化体験パーク」ですが、
形よりも、もっと大切にしたいものがありました。
それは、ある寓話からヒントを得た理想郷でした。
その寓話とは…
それは、「ある天国の物語」。
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天国では、円卓に座って皆が楽しく食事をしています。
その円卓は、普通の食卓と違うところが1つあります。
それは、「超長〜い箸」を使って食事をするのです。
すごく長ーい箸だから、自分では持って食べられないので
誰かに食べさせてもらいます。
「すみませーん、そこの豚まん食べさせてくださーい!」
「はーい、あーん。口開けて〜♪」
「私はその春巻きチョーダイ」
「ハイ、あーん!」
こんな感じです。
天国とは、望めば何でも叶えてくれる場所。
そこでは何でも許され、甘えられるところです。
つまり、できない事は「人に頼む」のが天国のルールであり
「あなた食べ過ぎよ」とか「ダメ、栄養が偏るわ」等とは注意されない場所なのでした。
**********
この寓話を聞いた時、カシュっちは思いました。
「死後を待たなくても、生きているこの時点でも、天国にいる感覚で生きられるのでは?」と。
必要なことは、
1. 意思表示
「それが欲しいです!」とか「それは、いりません」と遠慮なく言えること。
2. 人間関係
何かを頼んだ時に「ハイ、いいよ」と言ってもらえる関係を築いておくこと。
この2つさえあれば、もうこの世は天国だ!と思ったのです。
「自分の本音」に向き合って、嘘をつかないで、自分も他人も大切にできたら、
その場所はもう天国なのではないか?と。
そして意思表示、人間関係に加えて、さらにもう1つ「自分だけの得意技」を何か。
「これを頼めるのは、あなただけ」と言われるほどの実力があればもう、
それは天国間違いなし!とカシュっちは考えたのでした。
噂によると、
天国に入るには、門があり、
“えんま様”が判断して「OK」をもらった人だけが天国へ入れるそうです。
なぜえんま様が審判をくだすのか?
それは、もしも円卓に座る人が「エゴだらけ」なら、天国は成り立たなくなる。
だから門番がいるのだ。と“カシュっち”は想像しました。
エゴとは、愛の対極にあるもの。
「自分だけ得したい・ラクしたい」って、非協力的な態度とったり
「私なんて、そんな価値ない」って自己否定や自己卑下したり
必要以上にムダなものを欲しがったり、逆に押し付けたり…
そんな自分のエゴを自覚して、自分を律して、愛の状態になったら
もうこの世は天国!パラダイスになる!
そんな場所に住みたい!作りたい!
その理想郷を作りたいと本気で願い、カシュっちはチャレンジを始めました。
まず、カシュっちは「すぴきゃぴ・チェッカー」を作ってみました。
これは、自分のエゴを発見して、自分の状態を確認するための、鏡のようなものです。
えんま様に判定してもらうのではなく、自分で判断できるようにと願って
神社の鏡の横に設置しました。
そして、王国に来る人たちに使ってもらい、「自分チェック」してもらいます。
自己を知ろうとする人たちと共に楽しく協力し合いながら
一緒に王国に住んでもらって、理想郷を作りたいと望んだのでした。
「素の自分を生きて、お互いの欲求を受け入れながら、理想郷を作りたい!」
カシュっちの、そんなワガママな願いが、「冥土のみやげ王国」の原点なのです。
カシュっちは一人で住むのは寂しいので、
少しづつ友達を呼んで、理想郷創造のお手伝いを頼みました。
「この人と一緒に作りたい」と思う人を呼んで来て、手伝ってもらったのです。
ところが、なかなか思うような理想郷になりません。
なぜなら、友人たちは皆、ちょっぴり変人で
思わぬところに“こだわり”がある人たちばかり。
そもそも、“かしゅっち”自身が、かなりの変人だったのです!
ケンカしたり、行き違いがあったり、怒ったり泣いたり笑ったり喜んだり…。
自分で自分がイヤになったり、恥ずかしくて消えちゃいたいと思うこともあるけれど
「完璧」なんて無いんだから、「完成を目指している」で充分じゃないかと
カシュっちは自分で自分を励まし慰めながら日々前進を目指しています。
まるで天国にいるかのように、愛が溢れる楽しい人に囲まれて
自分の望む体験ができたら、それでヨシとしよう!
成功も失敗も関係なく、「自分にとっての正しい選択」をして行動し、
ただ味わい、気づき、変化し、発展させてゆこう!
さまざまな出来事が起る中で
「当初目指した理想郷とはちょっと違うけど、それなりにオモロい場所」
へと日々変化している王国です。
王国の雰囲気が、訪れる人の細胞をゆるめ、ラクになれる場所。
安心して自分の心を開けられて、素の自分に戻れる場所。
本気の人に触れて、自分の創造性を発揮できる場所。
そんな場所になれば、王国はほぼ完成です
素の自分に戻るためには、どうしたらいいのだろう?
「案内所」へ行ってみよう!

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